祖母の高齢者てんかん
先週、祖父が手術・入院してから、祖母が一人でお家にいる時間が増え、
手術の立ち会いやその後のお見舞いなどの時は、一緒に病院へ行き、
昨日も祖父の顔を見に、病院へ行ってきました。
祖父は思ったよりも元気そうにしていたので安心しましたが、お腹のところから出ているドレン(ビニールのチューブ)を通して、まだ出血が止まっていないため、退院は予定より1週間ほど伸びての、仮の退院日を看護婦さんから教えていただきました。
もちろん、状態によって前後ありますが・・・。
それを聞いた祖母は大変ショックを受けてしまい、ずーっとうつむき、
時折普通に話すこともありますが、
歯をカチカチしたり、身体を揺らしたり、指(爪)をかんだり、
パックのジュースをコロコロと転がしたり、
目の前に置いてあるものを並べ替えたり遠ざけてみたり、
意識が遠のくこともあって、母の意識が戻った時には、顔が青白くなっていました。
病院から帰宅後も、あらゆる不安を口にしては、泣きながら抱きついてきました。
爪を噛んでは、身体を揺らし、グラスをガタガタとしてみたり、
一緒に買ってきたお昼ご飯も、食べられませんでした。
祖母は数年前から、いきなり信号の真ん中で身体を揺らし始めたり、
呼びかけても意識が遠のいているので祖母にはこちらの声が聞こえてなくて、
急に怒り出したり、強い口調で人を遠ざけたり、
さまざま症状は出ていましたが、最近は特に目立って出ていませんでした。
祖父の手術が終わってからも、普通に楽しく会話ができていたので、昨日の状態の祖母には、結構びっくりしてしまいました。
祖母は「てんかん」の症状のために病院を受診したことはありません。
自覚症状がない中で病院へ行くというのは難しく、祖母はプライドも高く病院に行くことを嫌い、自分はいたって健康だという方なので、祖父も私の母も、どう病院へ連れていこうか考えています。。
祖母の行動、言動に振り回されてしまっては、適切な対応ができなくなってしまうので、冷静な対応、判断ができるように、「高齢者てんかん」を扱う病院で受診する事や自分自身、勉強をして、祖母が楽しい生活を送れるように、サポートしていきたいなと思いました。
昨日の記憶がなかったり、過去の記憶と現在の記憶とが、ごちゃ混ぜになって話をしていたりもして、正直驚きましたが、「高齢者てんかんだからしょうがない」という先入観や決めつけで接するのではなく、”今”会う祖母と向き合っていきたいなと思います。
今の自分が置かれている状況は、めまぐるしく毎日が過ぎるけど、
自分自身の仕事や勉強を疎かにしないように、努力に努力を重ねて成長していきたいと思います。
「自分はやれる」と信じる事。やり続ける継続力が、大事だと思っています。